私は何のために生きているのか?

この19年生きてきて何をしたのか?と聞かれると大雑把に言って特に何もしていないと言わなければならない。まあ厳密に言えば違うのだが、実際成果は無いしそれどころか未だにやりたい事の一つも見つけられずにいる。言わば私はここまでの19年を「食い潰した」ということだ。当然褒められたことではないし、これからのビジョンも全く無いので途方に暮れている。とは言ってもここまで生きてきて何もやりたい事が無いとか言って残りの人生をも食い潰すのは困るし、何もせずには生きていられない。前門の虎後門の狼というやつだ。しかし何を望んだわけでもないのにどうしてこうなってしまったのだろう。

 

私たちは生きていて、生きている以上欲がある。死にたくないというのも勿論その一つであるのだが、

 

いや、面倒になってきた。

 

私はやりたい事がない。しかし死にたくもない。それで良くないのも分かっているのだが、やはりやりたい事が見つからないのは本当だ。ああ、生きていたくない。しかし死ぬのも凄く怖い。どうしてこうなってしまったのだろう。どうしてこんな事をしているのだろう。どうして他のみんなと同じようにもっと上手く生きていられなかったのだろう。いつか私もああいう風に生きて行けるようになると信じていたのにどうしてそうなれなかったのだろう。

 

私はどうして生まれてきたのだろうか。生まれてこなければこんなにクソみたいな人間にならずに済んだのだろうか。

 

ああ、死にたい。消えたくない。